2025年7月16日(水)、幹部社員を対象に「生理痛の疑似体験プログラム」を実施します。本取り組みは、性別に関係なく働きやすい職場環境をつくるための一歩として、共感と相互理解を深めることを目的としています。

■背景──“見えにくい負担”に向き合うために

メディック太陽では、社員の8割以上が女性です。今回の企画担当である人財育成課宮下は、「体調が悪くても痛み止めなどの薬を飲みながら無理して勤務してしまう」「生理がつらくても言いづらい」といった女性社員の声を日々耳にする中で、幹部社員自身が“生理のつらさ”を実感できるような取り組みの必要性を感じていました。こうした背景から今回、幹部社員が実際の生理痛に近い痛みを体験できるプログラムを企画しました。

■体験の内容──腹部装着型の専用機器で「感じる」プログラム

体験には、株式会社リンケージ(東京都中央区)協力のもと生理痛VR体験装置「ピリオノイド」を使用。下腹部に電極パッドを装着し、筋電気刺激によって生理期間中に生じる内側から絞り込まれるような痛み・鈍痛を疑似的に再現します。座学だけでは伝わりにくい「月経に伴う痛み」を体感することで、身体的・心理的な負担への相互理解を促す狙いがあります。

■実施概要

● 【名称】生理痛体験会「見えない痛みを知る日」
● 【日時】2025年7月16日(水)14:00〜15:00
● 【場所】長岡市薬剤師会(〒940-0082 新潟県長岡市千歳2-9-29 )
● 【内容】
  ○ 講師による生理に関する講義
  ○ 生理痛の擬似体験(腹部装着型機器「ピリオノイド」による体験)
  ○ 参加者同士のディスカッション
● 【協力】株式会社リンケージ
生理痛体験研修 公式サイト: https://linkage-inc.co.jp/perionoid/

■今後に向けて──お互いを尊重し合う職場へ

「実は、生理痛の程度は女性同士でも大きく違います。女性同士でもその痛みや辛さに気付けなかったり、相談しにくかったり、寄り添えていないことも。その状況で、男性にとっては“想像”することすら難しいと思います。けれど、想像できないからこそ、一度“体験”してみる価値があるのではと思い今回の企画を提案しました。当社の女性比率が8割を超えていることや、薬剤師として医療機関に勤めているからこそ、職員の毎月の辛さに寄り添う必要があると考えました。痛みを知ることで、誰かの働きづらさに気づける、そして寄り添えるのではないかと思います。今回の企画が寄り添いのきっかけとなる場になればうれしいです。」
(企画責任者・宮下)

株式会社リンケージについて

リンケージは、人が最後まで自分らしく健康に生きられる社会を目指し、「テクノロジーとつながりで健康意識の温度をあげる」予防医療テックカンパニーです。企業の生産性向上や福利厚生、健康保険組合の医療費削減のために、予防医療サービスを提供しています。企業や健康保険組合に導入いただくことで、健康意識が高くない方にも気づきを提供し、多くの方が健康増進に取り組むことをご支援します。

【会社概要】
会社名 株式会社リンケージ
代表取締役社長CEO 生駒 恭明
設立日 2011年6月1日
所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座1-19-14 GINZA ONE BUILDING 7階
お問い合わせ info@linkage-inc.co.jp
(サポートデスク)0120-33-8916 月~金(祝日除く)9:00~18:00
事業内容 オンライン健康支援事業